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2017年度 宅地建物取引主任者試験合格発表

2017.12.01 10:39
おとといの話題になりますが、2017年度宅地建物取引主任士試験の合格発表がありましたね。
 
今年の合格点は35点らしく、例年より1点~2点程高い印象です。
 
まずは合格された皆様、おめでとうございます。
 
そして、お疲れ様でした。
 
宅建の試験は、いわゆる士業と呼ばれる方々が取得する国家資格の中では、比較的簡単な試験に属すると言われておりますが、それでもまったく勉強しなければ、合格することは難しい試験です。
 
思い起こせば、僕もがむしゃらに勉強した記憶があります。
 
何となく受験しようかと思い、申込みしたまでは良かったのですが、当初は『GW過ぎたあたりから勉強をスタートしよう』と決めていたのですが、GW過ぎたら『やっぱりお盆過ぎた頃から勉強しよう』となり、お盆を過ぎて『勉強しなければ』という気持ちだけで、全く参考書も問題集も開いてませんでした。
 
そんな感じで、ボヘ~っと過ごしていた、忘れもしない9月1日。
 
『おいっ!いつから勉強始めるんだ!?』
 
ついに、我が家のお局が見かねて、モノ申してきたのです。
 
語尾に「こらぁ」とは、付いてませんでしたが、心の声で『こらぁ』と聞こえたような気がしました。
 
ここから仕方なく勉強をスタートしたのが、9月2日。
 
専門学校や通信教育などまったく利用せず、市販の参考書と問題集のみを活用して、1ヵ月ちょいちょいで合格点まで、もっていくためには、どのくらい勉強したらよいかを逆算したら、仕事以外の空き時間すべてを費やさないと合格できないという結論に至りましたので、仕事のある日は4時間~5時間/日、休みの日は8時間~10時間/日という時間を勉強に費やし、試験当日の前々日まで一切手を抜くことなく勉強し続けました。
 
直前模擬試験などをやってみたのですが、30点そこそこだったり、40点くらいだったり、ばらつきがありましたが、試験前日にジタバタしても仕方がないと思い、試験前日は合格の前祝いとして、約1ヵ月ぶりに晩酌をした記憶があります。
 
そして、いざ試験当日。
 
さすがに緊張しました。
 
けど、試験が始まったら緊張することなく意外とスラスラと解けて、自己採点は41点でした。
 
マーキングミスを考慮しても『受かった』と確信。
 
合格発表では、しっかりと合格してました。
 
懐かしい記憶です。
 
無免許時代、お客様から『宅建の免許持たない奴が不動産の“ふ”の字も語るな』と冗談交じりで言われたことがあります。
確かにその通りで、試験内容のすべてが実務で役立つかと言えば、答えはNOですが、不動産業務に従事する限り大なり小なりミスはつきものです。
何か重大なミスがあれば、その資格者が責任を問われますが、無資格者は責任を問われることはないでしょう。
不動産業務に従事する限り、資格を保有していることは、お客様に対しての最低限のマナーだと僕は考えております。
 
不動産業務は経験すればするほど、スキルが上がります。
同じような案件はたくさんありますが、まったく同じ案件はまずないです。
 
また、いつも以上にスムーズに話が進む時ほど、とんでもない落とし穴が待ってます。
 
経験すればわかると思います。
 
合格された皆様のご活躍に期待します。
 
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